サイダー片手に、蝉について考えたい。
パンダが36歳になりました。
人間で言うと110歳だそうです。
ニュースキャスターが話す。
こんな感じで、
動物の年齢は、
人間の時間で表現されることがある。
そろそら、
蝉が鳴き始めた。
木に登ろうと歩いている彼らをみつけた。
「大変やなぁ」って声をかけてみた。
無視された。
蝉の一週間は、
人間の年齢でどれぐらいなんだろう。
100年くらいなのかもしれないし、
1日なのかもしれない。
勝手に、儚いって決めてしまうのも違うのかもしれない。
確かなことは、彼らが強く生きていること。
家に飲み物がなかったので、
自動販売機へ走った。
お茶の500mlのペットボトルを1本と、
つめた〜いサイダーの缶を1本買う。
乾いた喉を、おもいきりスッキリしよう。
帰り道に、缶をプシュっと開けて飲む。
ん。
おかしい、ヨーグルトの味がする。
あれ。
“日本のサイダー”を買ったはずなのに。
乳酸菌が入ってる。
美味しいんだけどね、
おもいきりスッキリしたかったんだ。
あぁ、鳴いてるなぁ。
サイダー買いに戻ろうかなぁ。
たぶん、またチチヤスが出てくるだろうなぁ。