得も損もない言葉たち。

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日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

バイキングは、夢である。

食べ放題が好きだ。 小さいころ、はじめてバイキングへ連れて行ってもらった日、 まさにそこは夢のような場所だった。 ここぞとばかりに、から揚げやお肉を皿に盛る。 好きなものを、好きなだけ。 気持ちばかりのサラダで、お母さんの様子を伺ったりした。 …

白玉の先に。

帰り道の電車で聞こえてきた言葉。 「調理実習を乗り越えないとあかんわ」 なんてことだ。 調理実習は、乗り越えないといけない壁になってしまったのか。 ぼくは、好きだった、調理実習。 エプロンつけて、バンダナを巻いて、 忘れた人は給食当番の服を着て…

エレベーターのベジータ様

どうして、少年は壁にエッチな言葉を書くのだろう。 小学校の時、プールの裏にある倉庫の壁に、 エッチなことがと書かれていると聞きつけ、 ともだちと見に行ったことがある。 当時は、なんの知識もなかったので、 たどりついたホコリだらけの倉庫の壁にで…

午後9時の妖精。

不思議な位置関係だ。 なにかが起こりそうな気配を感じとって、 数人がおなじように立っている。待っている。 それは、ネットの情報で、 ゲリラLIVEの場所を嗅ぎ付けたファンが、 「そろそろ来るんじゃないか…」と待っている様子にすこし似ている。 話すこ…

どうせ切れちゃう充電なので。

電動自転車の電池が、あっというまに切れる。 支店を出て、ひとつめの信号をわたるときには、残量はメモリが1。 もうすこし先の、みじかい橋を渡るころには、電池は0。 ECOモードを押して、スタートしても何も変わりがない。 気づいたころには、自転車を…

血液3本分の解放感。

朝は、いつもより1時間もながく寝てからの出勤。 寝坊ではなく、夜の段階で目覚ましを一時間ずらす。 金曜日は、最高の朝であった。 いったいどうして、朝寝坊して出勤できたかというと、 朝いちばん、健康診断に行けと会社に指示されたからです。 一度、会…

今夜は、明日の前夜。

就職前夜、結婚前夜、退職前夜。 前夜という言葉が好きだ。 何かが起こるまえの夜。 どんなことを考えて、どんな音楽を聴いて、 どんな本を読んで過ごしているのか。 考えるとすごく楽しい気分になる。 結婚前夜の家で食べるごはんは、 はじめて夫婦で食べる…

はなれていく、青い色のなにか。

駅のホームに、彼女はいた。 たくさんの人たちが、仕事へ向かう朝の駅。 ちょっと肩がぶつかっただけで、睨まれたり、舌打ちが出たり。 春のあたたかさが、まだ、朝のどんよりとした気分をかき消してくれるけど、 これが梅雨になると、もう最悪の一日がはじ…

牛乳石鹸ぐらい、おおきなきんつば。

自転車にのって、プラプラと「赤いスイートピー」をうたっている。 坂道をのぼるときには、松田聖子さんに申し訳ないような、 赤いスイートピーになる。 あぃうぃ~る ふぉろ~ゆぅ~~ うぅ~~~ 登りきるまでのうめき声は、 心の岸辺にというより、岸壁…

にんげんの息子と、しっぽふる息子。

家族は、たった20年ちょっとで別々に暮らす。 はやい人だと、大学に入学したと同時に、 地元を離れて、就職をして結婚をして、 実家はあるけど両親と一緒に暮らすことは無くなる。 80年ほどの人生で、家族といる時間は、ほんの一瞬だ。 保険商品を売るとき…

パウエルの人形は、悪友へ。

また明日から、月曜日がはじまります。 テレビのスイッチは消して、電気を常夜灯にする。 外はまだ明るくて、もう日曜日が終わると思っていたけど、 もうちょっと遊べるなって気づく。 今日は、ラジオのようにひとりごとを書こうと思う。 午前中から、人と会…

打球は、歓声ほど伸びず。

ラジオを聴いていた。 大好きなプロ野球が開幕して、 大好きな広島カープが今シーズンも好調で、 ドラフト1位、加藤投手のデビュー戦だった。 ラジコプレミアムに登録しているので、現地のRCCの実況を。 金曜日の帰り道、まだ8時過ぎの電車は比較的すいてい…

ティファールのスイッチをいれる父。

黄金のような金曜日。 いつだって金曜日は特別だ。 あしたが休みだと思ったら、すこしだけ肩が軽くなる。 仕事のことよりも、あした何をしようか考えていたい一日だ。 それにしても今日は、 いつにもまして、街はピカピカと輝きをはなっていた。 主役は、背…

仕事が嫌いだ。なのに、この街が好きだ。

三度目の春を、むかえている。 会社に就職して、銀行員という肩書をもらって、 毎日起きていちばんに「眠いんじゃ」てつぶやいて、 いつものメンバーで満員電車を構成して3年目をむかえる。 家から、駅までの道に、桜の木がずらーっと並んでいる。 会社の花…

ため息と、3本の飲み物と。

散々な日と、そうじゃない日がある。 そうじゃない日のほうが多いはずなのに、 にんげんって不思議だけど、悲劇の主人公になりたがる。 「あぁ、かわいそうなシンデレラ」 どっかの本で読んだのか、はたまたアニメでみたのか、 けなげに雑巾で床を掃除するシ…

あだ名って、ええもんやなぁ。

小学校と中学校は、おなじあだ名で呼ばれていて、 高校生になると、あだ名はなくなった。 大学生になると、また別のあだ名で呼ばれて、 会社に入ると、また、あだ名はなくなった。 会社では、呼び捨てをする上司はいない(現在のところ)。 高校の同級生だけ…

「社会人前夜だね」  ラジオのような、ひとりごと。

こんばんは。ただいま夜の7時30分。 日曜日の憂鬱さに、追い込まれながら今日も、 ラジオのように今思ったことを書いていきます。 就職して3年目。こうやって、毎週憂鬱な日曜日をすごしてきたなぁ。 いちばん憂鬱だった日曜日は、いつだったかなぁ。 きっと…

やつの重みに気をつけましょうね。

金曜日のこと。 朝起きて、あぁようやく金曜だって思って、 そろそろ暖かくなってきて、 ハンカチじゃなくてハンドタオルをポケットに入れて、家を出た。 駅まで、ボーっとしながら歩く。 道沿いの桜は、なんとなく咲きそうな様子だけど、 「どうする?どう…

ラジオのように、ひとりごと。

ラジオが大好きで、何が好きって、 ダラダラと話をしている中で、なんか面白いことが起きたり、 じんわりするようなことが出てきたりするから好き。 ブログを書くときは、何か面白いと思ったことがあって、 そんでもってなにか形にしたいと思って、 オチを見…

雉はどうすれば、撃たれないのよ。【ことわ・ざ】

犬、猿、と来たらどうでしょうか。どうでしょうか。……雉ですよね。 犬・猿・雉というより、犬・猿・キジなんだよなぁ、って思うんですけどどうでしょう。 雉って字を書くことって人生においてほとんどないですもんね。 じゃあ、猿って字はいつ書く機会があ…

25年目のサプライズ【ショートショート】

宇宙人ご一行は、ずっとその男を見てきた。 男が、少年だったころからずっとである。 今までに、たくさんの人間を見てきたが、これほど長く見てきたことはないようだ。 どれぐらい長いというと、男が32歳になるので、 だいたい25年程は見てきた。 男は、宇宙…

にんげんらしさを、使いこなす。

お仕事をさぼるとき。 中で仕事をしているときは、トイレに入る。 いつも通り、便座にてしばらくボーっとする。 たぶん、一日に相当な量、ぼくはトイレに行く。 ブルーレット置くだけを、いちばん仕事をさせているのは、きっとぼくだ。 頭がこんがらがった…

死んでも、いい名前でありたいな。

色々わけがあって、じいちゃんが住んでいた家に住んでいる。 なんだかんだで、ひとりで暮らすことがしあわせ。 好きなものを食べて、好きなものを飲んで、 好きな本を読んで、嫌々な出社。 帰ってきたら、好きな映画を観て、あんまりな野菜ジュースを飲む。…

そこに触れておく。こと

そこに触れておく オーシャンズ13のはじめにマットデイモンが、ブラッドピットに対して、 前作に登場した彼女について尋ねるシーンがある。 「彼女はどうした?」 「関係無いね」 たった一言のやりとりなんだけど。 このやりとりがあるからこそ、そのあとの…

無力で悔しくて、泣きながら自転車に乗った金曜。

ぼくがいちばんお世話になったお客さんが施設に入った。運用商品のお話を熱心に聞いてくれて、いつも助けてくれたお客さんだった。もとより、いつも訪問したら一緒に部屋の片づけをしたり、アイスを買っていって食べたり、そんなことをしていた。昨年の12月3…

青春の楽しみ方は、何通りもあるさ。

すこしだけ、特殊な高校生活をおくりました。 学校の保健室、もしくは、クラスのはじっこにいることが多い高校生活でした。 サボることもよくあって、家のリビングにいることも多かったです。 学校にも行かず、家にも帰れない日には、 駅前の漫画喫茶ドリー…

宣伝会議賞のせいで、一年でいちばん本屋が怖い日。

2月1日が、なんの日かって言われたら、 一部の人間はこう答えるのです。 宣伝会議賞の1次審査通過が発表される日 なんの賞かって言うと、 キャッチコピー、CM案のコンペなのですが。 ぼくも、毎年何かを掴みたくて必死に応募をしています。 1次審査が…

ぼくは「従兄弟のお兄ちゃん」であり続けないといけないのだ。

もし、あなたの親に兄弟がいて、 その兄弟に自分より年下の息子や娘がいたら、 あなたはいとこのお兄ちゃんお姉ちゃんになるわけです。 お兄ちゃんもお姉ちゃんもいなかったので、 いとこの兄ちゃんはすごく大人に見えていて、 カードゲームやレゴブロック、…

タイ古式マッサージって、どう古式なんだろ。

マッサージというものに行ったことがない。 スーパー銭湯には頻繁に行くのですが、 そこにあるマッサージコーナーには一度も入ったことがなくて。 アカスリも一回もない。 肩こりをするほど、パソコンに向かったりしていないし、 体がバキバキになるほど、…

インターネットと、のらくろの思い出。

ぼくは、のらくろを、小学校の時に知った。 祖父が、ぼくに教えてくれた漫画。 ほかにもいくつか教えてくれたのだけど、 特にしっかり覚えているのは、のらくろ。 のらくろ という名前の黒い犬の兵隊が、 知恵をしぼって出世していく話だということは、 語…

笑いの誘惑に、素直になったり、耐えてみたり。

いろんな笑いかたがある。 くすくす笑ったり けらけら笑ったり にこにこ笑ったり へらへら笑ったり がはがは笑ったり えへえへ笑ったり うはうは笑ったり にたにた笑ったりする。 どんな笑いかたにも、 いい感じの笑いかたと、 嫌な感じの笑いかたがあると思…

詐欺師のせいで、フリスクがよく減る。 銀行員に潜入 13マス目

風邪をひいてしまった。 急な気温の変化に対応しきれなかったのか、 はたまた、お腹を出して寝てしまっていたのか。 熱はぜんぜん無いので、どうやらインフルエンザではないようで。 中途半端に、元気だ。 自転車にも普通に乗れるし、階段で5階のお客様のも…

タイムトラベルを、起こすのだ。銀行員に潜入。12マス目

突然ですが、柴咲コウさんが好きです。 どれくらい好きかって、 出演していたハーゲンダッツのCMを、ずーっと眺める夜があるくらい好きです。 NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』だって、第一回を待ち望んでいたくらいだ。 ちなみに、三谷幸喜さんも大…

北極星は明るくて、遠い。

やりたいことを見つける瞬間は、みんな違うと思う。 小学校の時にオリンピックに出たいと言っていた少年が、 中学校では、小説家になりたいと言って、 高校ではテレビ制作をやってみたいと言い出して、 大学生では広告を作りたいと強く思って、 卒業したら銀…

スマホ対応の手袋を買って、気づいちゃったことを。

腹がへって何気なく誘おうかなって思う人や、 「ごはんでもどう?」と誘ってくれる人を想像してください。 その人は大切にしたほうがいい人と思います。 特に深い意味はないし、以後、あまり関係ない話をしますが。 お正月に手袋を買った。 百貨店に行ったと…

予防接種を打つ理由が、ふえた話。

インフルエンザが流行っている。 もちろん、手洗いうがいは欠かせない。 予防接種にも行こうと思っているが、なんだかんだで未だ行けず。 世間話の中で、お客様とその話題になった際に注意を受ける。 「あなたがインフルエンザになってしまうと、 あなたを家…

「正解」を出すことについて。

いつも、何が正解なのか分からなくなる。 本を読んで学び、教育を受けて考えて、ひねり出した答えが、 「結果がすべてやろ」という一言で終わることがたくさんある。 たくさんの科目を毎日勉強して、 テストをやって、点数をつけられる。 赤点になったら、補…

銀行員に潜入。11マス目

小学校の時から大好きな、海老一染之助・染太郎師匠です。 今でも、お正月がくるたび新年を祝う2人の声が、 頭の中をぐるぐるとめぐって、楽しい気持ちになります。 冬休みの宿題で、年賀状の絵を書く宿題があって、 このお二人を書いて提出するぐらい好き…

日常をすすむのは、しんどいけれども。

新年が明けると、学校や会社もはじまる。 ぼくは、たった4日間のお休みを噛みしめて、 眠たい目をこすって今日から出勤しました。 朝起きて、米ドルが何円かを気にしてしまった瞬間に、 「あぁ、もうお正月は遥か彼方へ行ってしまった」と、ため息が、ふぅ…

選手宣誓の思い出。

新年が明けて、たくさんの人が今年の目標を宣誓している。 ぼくもしてみる。 「誠実に物事に向かいあい、書くこと考えることを頑張ってみます」 みます。よろしくおねがいします。 宣誓という言葉を聞くと、思い出すのは、 高校野球や運動会の開会式で行われ…

冷蔵庫のしんどいをどうしようか考える。

しんどがりですが、 いろいろしんどいことが増えた一年でした。 嬉しがりですが、 いろいろ嬉しいことも増えた一年でした。 どっちもどっちだったので、 今年も、いつもと変わらない一年でした。 ただ、ここ数ヶ月はいろいろありすぎて、 自転車乗りながら歌…

コロンボと、古畑と、お母さんにはかなわない。

刑事コロンボが大好きだ。 ピーター・フォークの演じる「うちのカミさんがねぇ」が口癖のコロンボ。 さえない風貌のおじさん刑事である彼が、完全犯罪を試みる犯人を、 ひょうひょうと追い込んでいくドラマ。 コロンボの行く先々で起こる殺人事件。 姿の見え…

うちのじいさんがうらやましい話。

ぼくには祖父がふたりいまして。と言っても特殊な事情でもなんでもなくて。 母の父である祖父と、父の父である祖父。 となると、母の母である祖母と、父の母である祖母もいるわけです。 今日は、そのうちの父の父である祖父の話です。 80代になってから数年…

聖夜は照れ隠し

赤い服が好きな男がいた。 赤い服が好きな男は、白いひげを生やしていた。 そして、一頭のトナカイを飼っていた。 彼の職業は、サンタクロース。 クリスマスの日の夜に、世界中をかけまわり子供たちの枕元にプレゼントを置く。 年に一度の仕事であるが、大変…

生きてるから、目が輝くんだね。

「あ。目が輝いてる」 若干、いや、かなり周りをおいてけぼりにしている生物の先生の教室。 食らいつくように僕は先生を見つめていました。 ぼくの好きなものは、漫画やら音楽やら映画やら沢山あります。 小説やら、あとは芸能人やら。あげていけばキリがあ…

I LIKE YOU. の日本語訳って。

「 月がきれいですね」 夏目漱石は、I Love You をこう訳した。 有名な話ですね。ご存知な方には、ごめんなさい。 でも、知らなかった方には、ちょっと洒落た情報です。 ぼくが訳したと言えたら、超がつくほどにかっこいいのですが。 では、 I Li…

毎日には、自分をなぐさめたいことが、ありすぎる。

今日、ぼくは詐欺師を見る目を、向けられた。 向けられました。言われてました。 いつもお世話になっているお客様の家へ行く。 出金がしたいとのことで、現金のお届け。 お身体が不自由な方なので、ぼくが伝票を預かって出金を。 デイサービスから帰ってくる…

たべざかり

衣替え、全国ではじまる。 あまり、ファッションへの興味関心は深くない。 季節が変わるたびに、どこかへ閉まった服を引っぱりだして、 その数か月を過ごすワケです。 で、季節も冬へ近づき、あったかい物がほしくなる気温。 自販機で買うものは、 ポカリス…

10月11月は、やのごっとし。

三週間ぶりに、ここへ生存を報告します。 さて、何をしていたのかというと、 当然のように自転車にまたがって毎日仕事をしていました。 そして、宣伝会議賞にうちこむ毎日だったのですが、 走り回って帰ってきたら、それだけでヘロヘロなのですね。 座椅子に…

二度寝

朝、すこし待ってよ。 夜、すこしだけ、青くなってる。 起きてるあいだ、生きていて、 寝ているあいだ、死んでいる。 半死の顔で、探した眼鏡。 寝ている指で、止めてる時計。 もうすこし、もうすこし、我慢して。 鳴るのを待ってよ、止まった時計。 ほんの…