得も損もない言葉たち。

日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

ぼくのなりたいおやじ 2

 

ずいぶん、昼寝をしていたみたいです。

お昼ごはんを11頃にたべて、

そこから座椅子をパタリと倒して、

目を覚ましたら晩ごはんを買いに行く時間になっていました。

 

 

スーパーをぷらぷらと歩いていると、

割引シールの貼られた海産物を見つけてカゴに放り込む。

 

 

家にかえってきて、この前ちょっと奮発して買った、

牡蠣醤油をたくさんのベビーたちにかけてみる。

おいしい。おいしすぎる。

ボイルされたベビー帆立に、牡蠣醤油の組み合わせはたまりません。

 

世界中でいちばん大好きな赤ちゃんはベビー帆立で、

世界中でいちばん大好きな若者はヤングコーンと宣言しておこうと思います。

 

 

あぁ、今日もおやじになりたくないけど、なりたいなぁ。

 

 

ぼくのなりたいおやじ

 

 

 

もずく酢が大好きで食べているのに、

薄毛対策だと家族に思われて、食卓に海藻がたくさん並びはじめる。

海へ遊びに行ったら、「お父さんの好きなものだらけやね」って、

干からびた海藻を指差され、

波にまぎれて涙を流すような哀しいおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

ネクタイの結び方を、ネクタイを締める仕事をしていなくたって、

息子に教える日がくることを心待ちにして練習。

ちょっと嬉しい気持ちを、たとえ親族のお葬式に参列する前だったとしても

感じられるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

「小便小僧って、火を消すためにおしっこしてるんだよ」とか、

「ガーナの偉いさんにニャホニャホタマクローって人がいるよ」と、

息子に自慢気に言いたい。

ある日、YouTubeトリビアの泉に子供が出会ってしまうんだけど、

そんなことには気づかず、

次は何を言おうか予習しているような幸せなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

いつかバック・トゥ・ザ・フューチャーを子供に観せて、

「未来を変えるには、今しかないんだよ」みたいな

かっこいいことを言おうと決めているのだが。

いざ自分が親になったら、

技術の進歩が思ったよりもはやくて、

案外簡単にタイムトラベルできるようになってしまったりして。

心底悔しがっているようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

たばこを吸わないのに、

かっこいい映画に憧れて「ココアシガレット」をかじる。

ある日、子供の学校の先生に呼び出されて、

「娘さんが、お父さんと一緒にたばこを吸ってると言ってます」と注意を受ける。

顔を真っ赤にしながらお菓子をかじってることを告白。

先生も何も言えず、無言の数分があるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

ジェットコースターが苦手で、

子供の身長が足りないという理由でなんとか逃れてきたが、

やがて、成長していきどうにも逃げようがない日がくる。

苦しまぎれに、奥の手であるベンチで寝るを実行。

「怖いねんであれ」って家族に笑われるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

 

 ペーパードライバーだから、

家族を乗せて遠出をまったくしてこない。

娘に休日どこかへ行きたいと本気でせがまれて、

泣く泣く言ったセリフが、

「大きくなって恋人に連れてってもらいなさい」で、

奥さんに「私はいつ行けるの?」と言われ、

ペーパードライバー研修に渋々通うようなおやじに。

ぼくはなりたい。

 

 

 

今日も、おやじになりたい。

 

無限に出てくるなりたいおやじ。

 

 

 

とりあえず、

 

世界中でいちばん好きな赤ちゃんはベビー帆立と宣言してたのに、

いざ自分の赤ちゃんのと対面した時に、

そんな馬鹿らしいことは完璧に忘れるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

他人のお葬式で、泣いてくれる人がいた。

 

ぼくも、他人の葬式で、泣いている人になってしまった。

 

 

銀行で営業の仕事をしていると、

お客様はご高齢の人が多い。

その分、今までに何度か、

お葬式や線香を届けてきている。

月に1度ぐらい、お話をさせてもらっていた人が亡くなられた時、

ぼくは人の死というのは、

本当に突然なんだなと痛感する。

 

 

 

お客様の死は、ぼくたちの業績に直結する。

定期預金は出ていって、

息子さん達が持って行く。

運用をしてくれていた大きなお客様が亡くなると、

来月から助けてくれる人が1人いなくなる。

 

 

相続はピンチ、相続はチャンス

 

 

すごく苦手な考え方だ。

ぼくはどうして、この人のお葬式に出席しているんだろう。

何を考えながら、手をあわせているんだろう。

きっと、ご家族から思われているのは、

「お金が目当てなんでしょ」

なんだろうなぁと感じてしまう。

 

 

仕事の中で、やっぱり本当に自分が追い込まれるし、

今まで以上にピンチになるのは事実だから、

相続のあとも取引をしてほしいのは本当の話。

 

 

でも、でもなぁ。

心の底から、感謝の気持ちを伝えたいと思っている。

思っているんだよなぁ。

 

 

みんながそうかは分からないけど、

相続が発生した瞬間に、お金が動くから、

そのタイミングで保険を推進してみようと考える人もいる。

仕事のできる人だと思う。

相続税について、

いちばん考える瞬間は、相続をする瞬間だから。

 

 

ピンチをチャンスに出来る人は強いと思う。

 

 

でも、それができない。

誰かの死をチャンスとかピンチと思いたくない。

ただ、その最期の式には、故人を想う時間が流れていてほしい。

ぼくが家族ならそう思う。

 

 

気づけば、お給料が発生する時間に、

ぼくは手をあわせて泣いていた。

 

 

公私混同という言葉があるが、

こんな時に使うものなのだろうか。

あまり良い意味で使われている印象が、ない言葉だ。

仕事に私情を持ち込んでいる人は、

だめな人なのだろうか。

まぁ、奥さんとケンカして、部下にあたる上司はだめな人だと思うけど。

 

 

 

祖父のお葬式の日、

喪服で数珠を持っている参列者の中に、

ひとりだけTシャツにズボンの若い男の人がいた。

 

その人は、誰よりも涙を流して、しばらく祖父の棺桶から動かなかった。

 

 

母は彼の肩をたたいて強い口調で言った。

「〇〇さん、こんなに毎回お葬式で泣いてちゃだめ、心がもたなくなるよ」

ぼくもよく知っているそのお兄ちゃんは、うなずきながら泣いていた。

 

 

祖父の介護は、夜はぼくがやっていた。

大学に行っている間のお昼の時間は、そのお兄ちゃんがやってくれていた。

訪問ヘルパーになってまだ数年のその人は、

頑固で偏屈な祖父に対して、いつも一生懸命に介護をしてくれていた。

 

 

「介護なんていらん」

 

口癖のように言う祖父に対して、やわらかい返しで、

大汗をながしながら着替えや食事を手助けしてくれていた人。

 

「持って帰りなさい」

 

母が買ってきた果物を、祖父はいつしか、

そのお兄ちゃんにあげるようになっていた。

他の人が来る日は、また文句をずっと言ってしまって、

申し訳ないですと謝ったこともあった。

 

 

ヘルパーさんは、

ぼくよりもずっと人の死と近い場所で仕事をしているし、

まっすぐに人と向かいあう仕事だ。

体力もたくさん使うし、ぼくみたいにサボることなんてできない。

その人たちの助けを待っている方が、たくさんいるからだ。

 

 

他人の葬式で、泣いている人を見たのは、それが初めてだったと思う。

 

大学生のぼくより、ちょっとだけ年上の人が、

仕事を通り越して誰かの死を悲しんで泣いている。

あんなにも、大変な思いをしながら、文句を言われていた老人の死を、

誰よりも泣いている。

 

 

あんな人になりたい。

その時に、ぼんやりと思った。

いまも、その映像が頭をよぎる。

 

 

あの人はいまも、誰かのお葬式で泣いているのだろうか。

誰かとまっすぐ向き合って、仕事をしているのだろうか。

 

 

ぼくが今、他人のお葬式で泣ける人になれたのは、

あの時に、一生懸命に向き合うヘルパーさんを見たからだ。

 

あのTシャツにズボンでお葬式に駆けつけ、

親族から泣きすぎてお叱りを受けるような、

まっすぐな人でありつづけたい。

 

今の仕事を辞めたとしても、

人の死と遠いところで働くことになっても、

それでもずっと忘れることのない、

あるべき姿をぼくは持っている。

 

 

ぼくの人生の目標である普通の人は、

いまも、この暑い夏を、

タオルを首に巻いて自転車で走っているんだろうか。

ぼくのなりたいおやじ

 

ぼくのなりたいおやじ

 

 

 

「カルピス買ってきて」と頼まれて、スーパーに行って、

原液とミネラルウォーターを買って帰ったら、

「水道水でええんやで!」と娘に説教されるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

子どもにはエジソンの伝記とかを勧めときながら、

その隣で少年ジャンプを読んでいたい。

「パパだけ漫画を読んでるなんてずるい」と言われたら、

「努力・友情・勝利、お前はこれからたくさん学べるよ」と、

遠い目をして語れるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

「パパは今日は疲れてるんじゃないの、インフルエンザなの!」

と奥さんが娘に言ってさ、予防接種を受けることの大切さを、

身をもって教えるような悲しいおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

公園でのほほんとしていると、

「パパってスズメに囲まれているのが似合うね」と、

平日の自分の姿を娘に言い当てられ泣きそうになるが、

それでも苦しみに立ち向かうようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

家で新聞を読むときは、

経済面よりも社会面よりも、テレビ欄に釘づけになって、

金曜ロードショーカリオストロの城にピンクのマーカーをひいて、

食卓の上に置いておくようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

昔にちょっと音楽をかじってたと嘘をついてしまって、

ある日子どもが、サンタクロースにギターを頼もうとしていることを聞き、

11月からヤマハの音楽レッスンで基礎を学び、

プレゼント代よりお金をかけてしまうようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

夏休みの宿題をしている子どもの隣で、

人生の教訓じみた言葉をいっしょになって書いていると、

調子に乗ってカーペットを汚してしまい、

そっと、娘のせいにして散歩に行くようなおやじに、ぼくはなりたい。

あとで、ちゃんと謝れるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

寝る前に本を読んでほしいと言われて、

大好きな本を黙読してしまうようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

怒られて、今度はシンデレラを読んでほしいと言われて、

登場人物をぜんぶ関西弁にしてしまうようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

水族館に行って生きものをかわいいなぁと眺めている娘に、

この中でいちばん美味しい魚はどれかを教えて、

罰として帰りに回転ずしに連れて行かされるようなおやじに、

ぼくはなりたい。

 

 

 

でも、どうしよう。

 

こんなに、なりたいおやじがいっぱいなのに、

結婚願望がぼくにはない。

 

うだつの上がらない中年おやじには、ぼくはなりたくない。

美味しい匂いがする家を探せ! 銀行員に潜入中

 


お昼はもっぱら、コンビニで買ったパンをちぎって、

ちかよってくるスズメにあげながら、

一言も発さず無言で食事をしています。

 


仕事をしている時に、仕事の話をするのが嫌いで、

支店の中で食べることも、会社の人と食べることもしないで、

基本的にはスズメと鳩とごはんを食べています。

 

行きたくないなぁ、座ってたいなぁ と思いながら、

重すぎる腰をあげて営業を周り、

しばらくしたらまた同じ公園に帰ってくる

帰巣本能がサラリーマンにはあるんじゃないかなぁ。

 



 

あ、門前払いは、なれっこです。

個人宅への営業はすべての人がお客様なので、一件一件インターホンを鳴らして、

「チラシだけでも受け取って下さい」と言っています。

 

 

カメラ付きのインターホンには、

とても情けない汗だくのぼくが映っているんだろうなぁと思いながらも、

なるべく笑顔で届いてくれてるのか分からない独り言を発している。

当然、「ちょうどよかった!銀行で預金したかったの!」なんて

素晴らしい出会いはほとんどない。

 


基本的にはインターホン越しに、「あっ、忙しいんで」で終了です。

そのことは、一日の訪問日誌にしっかりと記録。

たまに、ぼくは日誌を書くために仕事をしているんじゃないかと思うぐらいの、

ズタボロな一日を過ごすはめになります。

 


そりゃそうなんですけどね。

心地よい昼寝中にインターホンが鳴って、

わけのわからん営業マンだったら、

機嫌が悪くなるのも当然だし、

今日発売の好きなアーティストのCDの配達を待っていて、

来たのが汗だくのサラリーマンなら最悪ですから。

 


そういう意味では、NHKの集金の人達はすごいなぁと心の底から思います。

招かざる客として、最前線で闘っていらっしゃるのでね。

 


でもなぁ、せっかくなら何かたぐり寄せたいんですよね。

0から1を作り出したい変な欲求が働いてしまうんです。

営業の数字をあげたいというか、ドアを開けてほしいというか、

関わり合いを作り出したいなぁとぼんやりと考えるんです。

 

 

たとえば、「いま忙しんです!」と言われた人の中で、

もう一度訪問しようと決めている条件があります。

 

美味しい匂いがしてきた家

 

ここには、時間と日を変えて行くようにしてます。

なんとなく、美味しい匂いのする家は話を聞いてくれる気がするんですよね。

分からないけど、きっとしあわせな家庭なんじゃないかと思ってしまって、

ぼくはそういう人と関わり合いを持ちたいなぁと。

 

 

たとえば、唐揚げのいい匂いがしてきた家にもう一度訪問するとします。

門前払いの可能性が高いですが、たまに開けてくれる人もいる。

たぶん、前回は本当にタイミングが悪かっただけの人。

 

 

「このあいだは、すいませんでした

 唐揚げかなんかの美味しい匂いがしてて、準備で忙しい時間でしたよね」

 

 

この余分な話をできるかどうかは、

はじめましてのお客様とのやり取りですごく重要なんです。

顔をあわして話をするのは初めてでも、

そこには共通の話題がひっそりと存在している。

 

 

美味しい匂いにしあわせになったぼく

晩ごはんの準備中に邪魔をしてきた銀行員

 

 

一見、最悪な初対面に見えますけど、

何かをつかみ取るためには、

マイナスでさえも大切なヒントになってくるんです。

 


相手にとっても、無よりもボンヤリとした記憶があったほうが、

話を聞いてもらえる可能性はすごく高まるなぁと。

 

 

だから、本当に迷惑な話なのですが、

ぼくはピンポン周りをするときは、

お昼前か夕方にすることが多いんですね。

 

最初から、ダメなことを分かったうえで、

美味しい匂いを嗅ぎにまわっているんです。

なんとなく、もう一度行きたい家を探している感じで。

もはや、ヨネスケです。あんなに強引ちゃうけど。

 

 

 

ただし、美味しい匂いのする家を探す方法には注意点がありまして、

 

 

…マンションだと、構造上、匂いの錯覚が起きるんですよね。

つまり、お隣の家の匂いだったりする時があって、

「なに言ってんだこいつ?」という顔をされる時がある。

 

そんな時には、こう返すんです。

 

 

「あれ?なんか、いい匂いしてるなぁと思ってしまってて、煮物みたいな醤油の」

 

 

煮物を一度もしていない家なんて無いので、

これで大体の関係性を生むことができます。

食べ物の話をできるようになると、

もう仲良くなれた気がしてきます。

 

 

そして、

気づいたころには、その人の家でお昼ご飯をよばれたりしてるんですよね。

営業成績は上がらずとも、食費が減ったりするんです。

給料が上がらずとも、出費が減ったりするんです。

 

 

仕事変えたほうが良いのかなぁ。

どうなんでしょう。

 

 

でっかいしゃもじを持って、歩き回ろうかなぁ。

 

ぜひ、営業で悩んでいる人は参考までに。

その手が向かう先、ぼくの特茶あり。

 



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リュックサックを買った。

 


ふだんはいつも、

大好きなドラえもんの手提げかばんに、

ノートとお茶を入れて、

特に目的もなく外を散歩するのだが。

東京へ勉強しに行くことが増えた。



目的ができると荷物も多くなる。



ドラえもんのかばんも四次元ではないので、

なかなか許容量がしんどい状況になって、

この度リュックサックを導入することになったのです。

 

 

手提げかばんの好きなところは、欲しいものをすぐに取り出せるところ。

電車に乗ってても、道を歩いていても、

いつでも瞬間で読みたい本が出てくるし、飲みたいお茶が出てくる。

 

 

しかし、リュックサックはそうはいかない。


一度、肩から降ろして、チャックを開けて、中身を物色。

ようやく欲しい物を手に入れ、また背負いなおす。

 

はぁ、めんどう、めんどうだ。

 

 

おっ、ちょいと待とう。

 

 

横にポケットが付いている。両サイドにある。

なるほどね、これだよ。これ。

ペットボトルは、ここに入れたらいんだな。

180円で買った特茶の500mlが、ピッタリはまる。

 


すごい便利だ。

歩きながらでも、後ろに手をまわせば、

侍が刀を抜くように、

サラリーマンは特茶を抜ける。

コレステロールを切り捨てろ。

脂肪の吸引をお助け申す。

 

 

ちょっとだけ強くなれた気がしてきて、

背中に大きな使命を背負っているような気もしてきて、

多分それは荷物が多いだけなんだけど。

 

 

電車に乗って、リュックサックをお腹のほうにまわし、席へ座る。

となりに、おなじような体勢で、赤ちゃんを抱えた女性が座った。

 

ジーッと視線を感じる。

 

これはいかん、見つめられている。

どうしよう。どうしよう。

ぼくが見つめかえすと、怖いかもしれない。

でも、見たい。

 

 

ぼくも、ジーッとみた。たぶん、きっと、女の子だ。

 

しばらく僕をみたあと、

赤ちゃんは手を伸ばしてきた。

 

その手が向かう先、ぼくの特茶あり。



小手先で生きていく 社会人メガネ活用講座

 

人類を2つに分けるとしたら、何と何に分けますか?

 

男と女、たけのこ派ときのこ派、犬派と猫派、パンとごはん。

他にも色々あるけど、まぁこんなもんで。

 

 

 

 

で、

 

ぼくがその2つに分ける仕事を任命されたら、

なにを基準に人類をふたつに分けるかと言いますと、

 

 

メガネをかけている人とメガネをかけていない人

 

これで分けたいと思うんですね。

 

高校二年生ぐらいから着用するようになって、大学生になっても愛用。

コンタクトという選択肢は全く持たずに生活をしてきたぼくにとって、

鼻に乗せている2つのレンズは、欠かせない生活アイテムなのです。

 

それは、もちろん、視界をこの上なく良好にしてくれるわけなのですが、

メガネを使って生活をしてきて10年程。

 

ここに、社会人のうまいメガネの使い方をいくつか載せておきます。

もし、あなたが人類を2つに分けたうちの、

メガネをかけてる方なら、是非とも参考にしてください。

メガネをかけていない方なら、是非とも着用してください。

 



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1.メガネは視覚を良好にしてくれる

 

もはや、語る必要なしの機能。

目に映るすべてが美しく見えます。

ぼくなんか、メガネを外すともう何も見えないので、

無人島に持って行くならどうする?という質問に、

(メガネも含む)と条件が加えられていたら、もう悩む余地がないのです。

遠いものを見るときに、目を細めてしまうと、

この上なく険しい顔になるので、

そこは爽やかにいましょう。

 

 

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2.眠たくなったら、メガネを外そう

 

メガネを外せば、何も見えないということは、

夜眠れない時、自分を無理やり何もできなくさせることができます。

なんとなく、メガネを外してまでスマホにしがみついている自分を想像すると、

ちょっと情けなくなってきて気づいたら瞼は閉じられます。

目を覚ましたら、またすぐにメガネを探して、スマホを手に取ってしまって、

情けなくなって二度寝をしてしまうのです。

 

 

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3.しんどくなったら、メガネをずらそう

 

メガネの使い方は、着ける、外す、ずらす。この3つです。

仕事中に、ものすごくしんどい時、メガネをあえてずらしてください。

あなたの顔は、周りから見てとてもマヌケな顔になります。

大切なのは、ずらしながらも仕事をしているフリをしっかりすること。

「あいつ、メガネずらしながらも仕事やっとるな」と、

ふしぎに周囲が笑ってくれるようになります。

ポイントは、マヌケさを上手く使いこなすということです。

 

 

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4.顔は変えれないけど、メガネは変えられる

 

まぁ、メガネを変えたところで、かっこよくなれる訳じゃないんですが。

でも、気分の問題で、なんとなぁくお気軽に心機一転できる方法が、

あたらしいメガネを買うという行為には溢れていると思うのです。

ドラマで俳優さんがやっていた何かに憧れて、

全体的なファッションや髪型まですべてを真似するのは絶対にダメです。

 

悲しいかな、メガネは変えられるけど、顔は変えられないですから。

 

自分の好きなものを選びましょう。

あくまで、自分のために。ね。

 

 

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5.気づきたくないことは、見なきゃいいのだ

 

駅を降りて、会社へ向かう途中での道。

改札のところで上司が缶コーヒーを買っている。

あいさつしなきゃいけないけど、

今日はひとりでゆっくり音楽でも聴きながら歩きたい。

さぁ、メガネを外しましょう。そして、歩きながらレンズを拭きましょう。

 

メガネを外しているのだから、気づいていなくて当然。

拭いているフリをして、そっと横を通り過ぎましょう。

 微妙なラインの知り合いと、すれ違う時にもピッタリなのです。

 

 

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いちばん言いたいことは、最後に。

 

6.のび太君になろうよ

 

ぼくが、メガネをかけはじめてから、生き方を意識している人物が一人います。

 

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そうです。日本一有名な、のんびり生きてる少年。

のび太です。

 

 

決して焦ることなく、自由に、気ままに、

丸いメガネをかかて生き続けてきた人生がのび太君にはあります。

辛くて、しんどい時には、

まるいメガネをかけて下さい。

そして、のび太を憑依させるのです。

しんどい時には、しんどいと言う。

眠たい時には、眠いと言う。

嘆きまくるのです。つねに、自分にあまえて嘆くのです。

 

 

でも、現実世界にはドラえもんはいない。

押入れで寝ていて、どら焼きをあげたら悩みを叶えてくれる人はいない。

だからこそ、自分で解決をしないといけないわけです。

 

 

しんどくなったら、

「ぼくは、眠たくて仕方ないんだぁ~」と嘆いて、

思いっきり寝るのです。

 

「どうしてノルマなんかを達成しないといけないんだぁ~」

 

「暑い、暑すぎるよ。ぼくの周りだけ暑すぎるんだよ」

 

みたいに、思っていることを言葉にして、

生きるのはすごく楽しいと勝手に思っています。

 

ドラえもんの役目を果たすのも自分なので、

 

「そりゃ、君はお給料をもらっているだろ?好きな本を買ってるんだろ?」

 

「仕方ないじゃないか、夏なんだから、もっと楽しむ方法を考えなよ」

 

とか、そういう冷静な言葉をかける自分も秘めておくと、

頭の中で1コマ漫画が描かれて、なんだか気楽に生きていけるのです。

 

 

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以上が、ぼくが考えるメガネをうまく活用する方法なのですが、

どうでしたか。

 

小手先ですが、あなたの鼻の上が空いているなら、

そこにちょこんっとメガネをのせてみたら、

生活の仕方がちょっと変わるんじゃないかなぁと思ってます。

 

 

 

朝起きてメガネを探している自分は、

ものすごく情けないので、

旅行とかの際は、

ちゃんと場所を把握してお休みくださいね。

アイドルが頑張っていることなんて、みんな知っている。

 

誰かと何かを共有したくて、今日も、ブログを書き始めている。今日、自分が感じたことを書こうと思って、休日を振り返ってみた。

うん、よく考えなくても、今日は一日家にいた。お腹が空いた時だけ、コンビニに行って、700円以上お買い上げなのでクジを引いた。最近、不摂生が続いていたので、海藻サラダと特保のお茶を買うようにしているのだけど、クジで当たったのが特保のコカ・コーラでした。どうなんでしょう。くじ運的なのをつかさどっている神様的な人は、ぼくを痩せさせたいのか、太らせたいのか、それとも中途半端に消費させたいのか。ちょうどいいところで、遊ばれている気がします。で、家に戻って、映画なんかを観たりして、洗濯物をまわして、昼寝をして今です。

 

・・・・。

 

 

どうしよう、一日が終わってしまう。なにも、世の中と接点なく、一日が終わってしまう。

 

 

今日観た映画の感想でも書こうと思ったけど、そんなもの共有されても知らんがなとなってしまいそうだし、「なんか、すげー良かった」で済まされてしまう映画だったから難しい。なんだ、なんか無いかなぁ。

 

 

 

そうだ、アイドルについて考えてることを書こう。

ぼくはいま、アイドルの凄さについて書かなきゃいけないんだ。

 

 

 

いきなり言い出してごめんなさい。あ、金曜日の夜からバスに乗って東京へ行ってました。アイドルのイベントに参加するわけではなく、勉強したいことがあって。で、帰路も当然夜行バスなので、出発まで時間をつぶすのに困り果てるわけです。ネットカフェの3時間パックで、リクライニングシートに座ってYouTubeを開く。自分のパソコンではないから、オススメ動画が見たことがないものばっかりでした。YouTuberの動画で埋め尽くされる画面の中に、アイドルのライブ映像だけをアップするチャンネルがあった。特に、ほかに観たい動画もなかったし、サムネイルの女の子がかわいかったから、興味本位で押してみました。

 

乃木坂46が歌っている映像がたくさんあって、恥ずかしながら、初めてちゃんと自分一人で彼女たちを観た。で、そこから3時間後、ぼくはすごく幸福な気持ちでヤコウバス乗り場へ向かった。それはなぜか。人生を、応援したい人が、こうやってインターネットを通じて画面越しでも活躍している姿を観れるということは、なんて幸せなんだろうかと思ってしまったのだ。そう思うと、ほとんど名前も知らない彼女たちのライブ映像をみながら、感動してしまったのです。帰りの車内は、眠りにつくまでぼんやりとアイドルについて考えたりしていたので、今日はそれを書いてみようと思います。

 

 

 

アイドルが頑張っていることなんて、みんな知っている。

 

 

ファン心理を知らないほうではない。高校生の時に、一度、AKB48の握手会へ友だちと行ったことがあった。大阪の千里中央のステージに、いまは卒業した人気メンバーが勢ぞろいしていて、一枚だけ買ったCDについた握手券で、お得なことに3人と握手ができた。

友達から「あの後ろにいるスタッフが無理やり引っ張るから、話そうと思っても時間がないから気をつけや」とアドバイスを受けた。ステージに目をやると、なるほど、そこにはアイドル、ファン、スタッフの壮絶なやりとりが行われていた。話をしたいファンと、引きはがしたいスタッフ、それでも微笑んでくれるアイドル。後ろのファンも、早くしろよと待っているが、自分の番になると必死に握手をしている。ぼくの知らない人間のやりとりは、世界にまだまだいっぱいあるなと気づいた瞬間でした。

 

3列ぐらいにメンバーが分かれていて、誰と握手するかは自分で決められる形式だった。失礼ながら、そんなに誰がどうとか知らなかったので、かえってぼくは悩んでしまった。友達は、ファンのメンバーがいる列へ並んでしまって、ぼくひとり、ステージの前でボーっと握手会の様子を見ていた。季節はまだ1月の中旬。寒さを吹き飛ばすぐらいの、ファンの熱気がそこにはあった。よく見ると、半袖の人がいる。分厚いコートを着ているメンバーが多い中、何人かの女の子がステージ衣装であった半袖のまま握手会をやっていた。

 

 

「あの人と、話がしてみたいなぁ」

 

 

なんだか分からないけど、袖の長さで頑張っているかどうかが決まるわけじゃなけど、ふしぎにその人と握手というか話をしてみたくなった。が、戦況は変わらず、時間が経つごとにスタッフの引きはがしの強さは増している。友達も「一言も話せへんかった」と落胆して帰ってきている。これは到底難しそうだ。なぜ、半袖のまま握手会をしているのか、さむくないのだろうか。単純に気になって仕方なかった。「ちょっと、俺も行ってくるわ」と友達に告げて、戦地へ向かう思いで、行列に並んだ。もちろん、その列には2人半袖のメンバーがいた。

 

ステージに立つと、こりゃいかん。想像以上に、熾烈なやりとりが繰り広げられている。握手をして、数秒後にはスタッフが肩から引っ張ってくる。それでも握手をつづけ、アイドルはその指が離れるまでファンのほうを向いている。すごい、すごすぎる。ぼくは、ここで何をすればいいんだ。

 

 

そこから、数分後。ぼくは、ステージを降りて、友達のもとへ駆け寄った。気付いたら、ややテンション高めで「アイドルってやっぱりすごいなぁ!」と感動を共有していた。

 

 

「あの…変な質問でごめんなさい、寒ないんですか?」

寒いに決まっているのに、ぼくは当たり前のつまらない質問をしてしまった。

 

「寒いけど全然大丈夫!君こそ、風邪ひかないようにね!」

そのメンバーは握手しながら、ぼくにグッドのポーズをしてくれた。

 

「大丈夫です、長袖来てるんで。」

と返すと、けっこう笑ってくれて気づいたら握手を終えていた。

 

 

それからも、たくさんのファンが握手をして、昼から行われた握手会は夕方になった。1月は夕暮れもはやく、暗くなってきても、彼女たちは最後まで握手をしていた。ぼくはというと、何だかすごい嬉しい気分になって、帰りの電車に乗っていた。音楽は、さっきステージで歌っていた曲を。さっき初めて聴いた曲だったけど、ダウンロードして聴いていた。

 

 

アイドルが頑張っていることは、みんな知っている。あんなに複雑なダンスを踊るには、何度も練習しないと無理だし。テレビ番組で話をふられて、それなりのことを返すには、準備が必要だ。学校に通いながらのメンバーなら、勉強もしないといけないし、友達づきあいだってやっぱり楽じゃない。握手会に行く前からでも、そんなことは分かっていた。アイドルは、アイドルであり続けるために、頑張らないといけないんだ。人に応援してもらうには、家でマンガ読んで、お菓子を食べてるだけじゃいけないんだ。そういう裏での努力は、「やって当然」とぼくたち普通の仕事をしている人たちは思っている。でも、仕事中に、営業の愚痴を吐いたり、お菓子をつまみ食いしたり、公園のベンチで寝たりしているぼくたちに比べて彼女たちの毎日は、あまりにも大変すぎる。その中で、ステージ衣装で握手会をつづけるメンバーの輝きを、ぼくは忘れられなかった。そして、乃木坂46のライブ映像を観たときに、その感情を思い出したもだ。

 

それまで、アイドルのファンであることは、すこし恥ずかしいものだと思っていたが、ここまでされて恥ずかしがる必要はあるのだろうかと真剣に考えたりしてみた。そうか、だから、ここまでファンは堂々としているんだ。努力している人たちの頑張りを、全面に応援したいという気持ちがそこにはあるんだ。それはきっと、大好きな野球チームのユニフォームを着て球場に応援に行くのとまったく一緒なんだ。だから、優勝したら涙を流すし、東京ドーム公演が決まったら涙を流すんだ。

 

 

アイドルが頑張っていることなんて、みんな知っている。

でも、それだけでやり続けるほど、アイドルは楽な仕事じゃない。

人に応援してもらうことは、とても大変なことなんだ。

それを尊敬できることが素晴らしいことなんだ。

 

 

 

それ以降、テレビやインターネットで、半袖のメンバーを観るたびに、ぼくはチャンネルを変えるのをやめたり、動画を最後まで観るようにしていた。最近は、そんなこともなくなって、普通にテレビのチャンネルを変えたりしていたけど、大学生の頃も、その時の感情を思い出してたまに聴いたり見たりしていた。あの応援している人が、いま、手の届かないところで一生懸命にダンスをしている、歌っている。なんだか観ているだけで、すごい活力が湧いてくる気がした。

 

ネットカフェで観ていた乃木坂46のライブ映像では、メンバーの卒業ライブが行われていて、旅立つ人に歌が贈られていた。どういう経緯で、どんなことがあって、いま彼女が卒業するのか、ぼくは知らなかったがそれでもきっと、たくさんの努力の先にいまがあるんだなぁと感動しながら夜行バスへの時間を消化した。

 

 

 

 

アイドルとの別れは、タイムラインに流れてくる結婚報告よりずっとましだよ。

 

 

 

アイドルの不祥事や、結婚報道が流れている。そうだよなぁ。ファンからしたら、すごく複雑な心境だろうなぁ。でも、今まで重ねてきた彼女たちの努力に応援したい気持ちが生まれていたのなら、それが結婚で終わったとしても、「お疲れ様」と言ってあげるのが、いちばんなのじゃないのかな。もし、好きなアイドルと付き合いたい!という気持ちがあって応援してたのなら、そうもいかないのかもしれないけど。

 

でも、でもさ、異性と友達になってさ、SNSをみていたら沢山の結婚報告が流れて来るじゃない。彼氏、彼女ができましたという報告があるじゃない。たとえば、好きだった人が、結婚してしまった瞬間に、二度ともうそんな感情を抱いてはいけないのかと落ち込むこともあるし、ぼくたちはいつもそういうギリギリの状態で、生きているんじゃないだろうか。人を好きになるということは素晴らしいことだ。その分、すこしぐらい傷つくこともある。でも、たとえば、その友達と素晴らしい友だち関係になれたら、ぼくは、その子の息子に会うこともできるし、人生を応援できるだろう。

 

 

アイドルの人生を応援したくなるほどのファンになれたら、それはすごくしあわせなことだと思う。身近なメディアで、活躍する彼女たちを観る。ライブに行って、輝いている姿を観る。とても遠いところにいるけれど、ぼくたちは彼女たちの努力を知っているということを誇りに思って、応援していけるのがすごくいい関係だと思う。「尊敬」と「好き」はすごく近いところにあるから、大変なことなんだろうけど、でもそうやって大人になるんだなぁと思いません?

 

 

 

とか言いながら、アイドルから仮に電話番号を渡してきてくれたら、ぼくはそれを破り捨てることができるだろうか考えた。


アホみたいなことと、分かってながら考えた。

 

 

 

・・・・

 

 

う~ん、悩んでいたら知らぬ間に、眠りについて、目が覚めたら大阪駅にいた。

 

 

 

人生を応援したいね。

アイドルも、友達も。

頑張っている人を、応援したい。

 

ほんものラルフローレン。

 

にせものと一緒に、少年時代をすごした。

 

 

お祭りに行って、もらった遊戯王のレアカードは、

ザラザラの印刷紙だった。

 

入手困難な状態でじいちゃんが見つけてきてくれたベイブレードは、

中央に漢字で「風」と書かれた made in china の本物の中華ゴマだった。

 

ゲームセンターで、すっごい難しい条件のUFOキャッチャーがあって、

仲間と必死に挑んで手に入れたPSPは、よく見たらPOPだった。

 

 

いつだって、にせものに気付くのは手に入れたあと。

喉から手が出るほど欲しかったものをゲットした最大限の喜びがあって、

数秒後に謎解きゲームのようにちょっとずつ真実が暴かれていく。

 

 

「あれ?このPSPはカセットを入れるところがない」

 

PSPって単三電池で動くんだったっけ?」

 

「ん?7種類のゲームが内蔵されてる?」

 

「え?ゲームウォッチ?」

 

「ちょっとまって、……P O P」

 

 

こうやって、一瞬の喜びは、永遠の絶望に変わる。

 

本当は、そのにせものを愛すればいいのだけど、

そんなわけにもいかなくて。

周りのみんなが持っている物と圧倒的に違うべつものを、

仕方なく机の引き出しにしまってしまうのでした。

 

 

大人になってから、

というか自分でお金を稼ぐようになってから。

にせものとは、随分ごぶさたの生活をしてきた。

 

 

クロックスも、ちゃんと専門店で買うようにしたし、

iPhoneだって、ちゃんと本物ですよ。当たり前ですけど。

 

唯一、にせものを好んで選んだと言えば、

 

コンビニで売っている「ほぼカニ」と「ほぼホタテ」ぐらいでしょうか。

カニカマってのは、本当によくできていて、

本物のカニをしばらく食べていないぼくにとって、

もはやカニカマこそが本物と思えるぐらいの美味しさをしているわけです。

 

カニ食べ放題ツアーに、もしぼくが参加しても、

カニカマによくにた生き物食べ放題ツアーにしか思えないかもしれません。

大げさですね。はい、大げさです。

 

ぼくに誰か、本物のカニの味を思い出させてください。

ついでに、本物のPSPもほしいです。

ベイブレードと、遊戯王カードはいりません。

 

 

という訳で、自分で物を買えるようになってからは、

ひとりで満足できる食べ物いがいは、

にせものを選ぶことはなくなっていたのです。

 

 

意外に人はそういうところを見ているし、

にせもののブランドを持つぐらいなら、

ふつうの物を持ち歩くほうがええに決まってるんじゃないかと。

 

 

だからこそ、無地のシャツとか、

どこのメーカーか分かっても分からなくても、

なんとなくいい感じの絵が書かれた服を探し出すことをしてました。

 

 

そんなぼくが、

ラルフローレンを履くようになった。

 

 

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こんなやつです。

おっさんが馬にのって、掃除機を振り回しているマークのやつです。

コンセントが伸びていないので充電式だと思われます。

 

 

…まぁ、あんまり変なことを言うもんじゃないと思うのでこれぐらいにして。

 

 

ラルフローレンの靴下を履いて仕事に行く日ができました。

 

あんまりファッションとかよく分からないぼくでも、

たぶんいい物だってことぐらいは何となく理解できます。

 

 

オシャレは足下からという話も聞いたことがあるし、

それはそれで何かぼくも生まれ変わったかのような気分になるのかなぁとか、

わけのわからない理由で高揚感を得たりしていて。

 

 

どうして、そんな急に、

ラルフローレンを身に付けるようになったかと言いますと。

 

実は、お客様がぼくにくれた靴下だったんですね。

 

 

「営業さんは、靴下とか消耗品やろ?これ買っといたから使いなさい」

 

 

ある日の帰り際に、そっと渡してくれたのがこの靴下でした。

 

夏になると、お茶を出してくれたり、スイカを食べさせてくれたり、

そうめんが湯がかれていたり、ハンドタオルをプレゼントしてくれたり、

いろんなものたくさんのお客様からもらうのですが、

その1つがこのラルフローレンでした。

 

 

 

「こんないいもの、もらえませんよ…」

 

 

ぼくは、さすがに気が引けてしまった。

 

 

「ええよええよ、こんなん安物だから!」

 

 

お客様の金銭感覚と、ぼくの金銭感覚の圧倒的格差。

でも、ありがたく気持ちを受け取ることにして、

そっと靴下を鞄にしまって帰りました。

 

 

なにより嬉しかったのは、

営業の大変さを気遣ってもらえたということ。

 

 

銀行員をしていて、何より考えていることは、

相手の気持ちをどれだけくみ取ってあげられるか。

納得したお金のありかたを見つけ出せるか。

 

 

理不尽なことばっかりだけど、

その一点を見つめて仕事をしてきたことを、

認めてもらえて嬉しかった。

 

 

そして、翌日から、

ぼくの靴下ローテーションには、

紺色の生地に赤いロゴのラルフローレンが追加されたわけです。

 

 

 

 

 

余談ですがこの靴下、

数回履いただけで全体的に色がはげてきました。

 


いい靴下のはずなのに、

かかとがすぐにダメになってきて、

それはぼくが営業を頑張っているからじゃなくて、

あきらかに生地の問題だと分かるような劣化の仕方をしていて。

 

 

あれ?おかしい。

 

 

そんな弱いわけがないぞ、

だってラルフローレンやぞ。

 

 

掃除機をふりまわした馬に乗ったおっさんやぞ。

 

 

 

…ん?

 

 

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あれ?

 

 

掃除機じゃない。

 

このおじさんが振り回しているのは…

確実に投げ縄だ。


そもそも、馬の向きも違う。


これは、そうだ、

これは、カウボーイだ。

 

 

 

靴下のどこを探しても、

ブランド名は書かれていない。

 

 


次の日に、営業エリアの100均ローソンの靴下売り場に、

ぼくのものと同じラルフローレンがあった時に、

お客様の言っていた「安物」という言葉が、

本当だったことに気付いた。

 

 

ぼくは、見てはいけないものを、見つけてしまったんだろうか。

本物の高い靴下をもらったと思って、

ありがた~く大切に履きつづけていたほうがよかったんだろうか。

 

 

 

たぶん、そんなことは関係ない。

 

 

お客様の気持ちが嬉しかったのだ。

いいものをもらったから嬉しいとか、

そういうことじゃなくて、

ぼくのためを思ってくれたその事実こそが最大の贈り物だったのだ。

 

 

 

 

今日も、ぼくはラルフローレンを履いて仕事に行った。

 

若干、限界が近づいている。

 

靴下のゴムは伸びてきているし、

足の先も、そろそろ穴が開きそうだ。

 

 

しっかり履きつぶそうと思っている。




 

 

 

わが家にある、

ちょっといいものは、

にせものラルフローレンです。

 


でもこれは、

ぼくにとって、

ちょっといい、

ほんものラルフローレンでもあるのです。

 

 

営業をしていたら、

靴がむれて、足が臭くなる。

 

 

今日も、たくさん歩いて、

順調に足が臭くなったので、

お風呂に入って叫ぼうと思います。

 

 

 

 

つかれた~~~~~~~~~

人生をかけて、ひたる映画があってもええね。

 

今朝、余韻を感じていた。

 

 

台風が近づいている夏のはじまりの朝、

クーラーは数時間前にオフタイマーで仕事終えて、

目覚ましを止めると無音。

 

そうだ、電池を替えたんだ。

電池が切れる直前、時計の針は妙な動きをしていた。

 

カタカタッカタ カタ

 

夜中に考えごとをするときに、

不規則な音を出す時計が不気味に感じたのだ。

 

一度、怖さを感じてしまうと、

もう気になって気になって仕方がなく、

暑さに負けてクーラーのリモコンの電池を買いに行った時に、

あわせて入れ替えたのだ。

 

 

一昨日の晩に、不規則な音が消した。

昨日の晩に、ぼくは映画を観た。

そして、静かになった夜、人生を変えてくれるような映画と出会った。

 

 

『ORANGE COUNTY』

 

 

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近くのスーパーで、レンタル落ち300円で売られていたこの作品は、

ぼくに人生をかけて余韻に浸れるだけ感動をくれた。

 

 

 

小説家になりたい少年が、

故郷を離れてスタンフォード大学へ行こうとするんですが…

まぁごちゃごちゃあって、色々ある映画です。

 

 

 

「あんたはいつも、人の話を聞かへん」

 

どうしても譲れない夢があるんや!と突き進もうとするぼくに、

もうすこし落ち着いて、長期的に物事を考えろと言ったあとの母の言葉です。

 

 

 

この映画の主人公は、

小説家になるためスタンフォード大学へ進む

それでいっぱいです。

 

ある日、砂浜で拾った小説に衝撃をうけて、

それまでの生活をすべて投げ出して小説を書くことに突き進みます。

 

友だちとのサーフィンの時間も、

彼女とのゆっくりとした時間も、

夢をかなえるために、おざなりにしてしまいます。

 

 

今いる場所で生きていも、ぼくは小説家になれない。

 

 

故郷や、大切な人達、家族、

いろんな自分に関わるものが邪魔に感じてきてしまうわけです。

 

ま、この家族がまたクセがあって最高なのですが。

 

アル中のおかんに、トチ狂った兄貴、若い女性と再婚したおやじ。

どいつも、こいつも、まったくもってだらしがない。

 

 

ぼくは、ジャック・ブラックという俳優さんが大好きなのですが、

このどうしようもない家族代表の兄貴を演じているのが彼です。

 

 

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School of Lock』という映画でのジャック・ブラックは、

もう最高すぎるので是非とも。あぁ、思い出しただけで観たい。

観よう。観て、笑おう。ちょっと、TSHTAYA行ってきます!

 

 

 

 

(あ、戻ってきました。レンタルしてきました。ほんとに。気にせず再開します。)

 

 

 

 

スタンフォードの偉い人が家庭訪問に来たとき、

部屋にいてくれと言われた兄貴が、

ブリーフ一枚で出てくるシーンなんかは、もう涙が出るくらい笑ってしまいます。

 

 

 

狂って、暴れまわって、めちゃくちゃにして、

酒飲んで、ドラッグをして、事故を起こして。

どうしようもない兄貴の存在が、主人公の少年にとってどんな存在なのか。

 

それは、この映画を半分まで涙を流して笑ったさきに、見えてきますよ。

 

 

 

 

東京に行かないと、この会社に入れないと、

ぼくの夢は絶対に叶わない。

 

 

就職活動の時に、そんな感情を、いま生きている世界に抱いてました。

 

いや、正確には今も抱いている。

 

はやく、現状を変えたい。なのに、そんな自信もない。

つらい。どうしたらいいか分からない。

 

とりあえず、今いる場所のせいにしておこう。

家のせいにしよう、仕事のせいにしよう、環境のせいにしよう。

 

そんな自分が、とても情けなくて嫌になる。

 

自己嫌悪に陥りながらも、それでもグダグダしていたぼくに、

この映画は刺さりました。

 

刺さるというか、抱きしめてくれました。

 

 

いま、ぼくはすごく恵まれた環境にいる。

家族も、友だちも、家も、壁掛け時計も、100円で買った小説も、

すこしだけ奮発したダウンジャケットも、お向かいさんの飼っている犬も。

ぜんぶぜんぶ、ぼくのまわりにある何気ない日常を支えてくれている。

 

 

ぼくが夢を諦めずにいられるのは、この日常があるからこそ。

そして、何気なくぼくを支えてくれているたくさんの人達のおかげなのだ。

 

 

夜中に観ていたこの本編82分の映画に、

ぼくは抱きしめられたのだ。

 

ちなみに、いまも抱きしめられている。

 

 

 

いい映画を観た余韻は、次の日の朝までつづく。

寝ている間に夢もみてるんだろうけど、あんまり覚えていない。

きっと、気分よく眠りにつけている証拠。

深い眠りにつけるぐらい、澄んだ気分で眠れてる証拠。

 

目を覚ましたら昨日の夜に「ええなぁ」と思ったあのシーンを思い出してじんわりくる。

 

 

ひとつだけ断っておくが、

ブリーフ一枚の兄貴のシーンを思い出してじんわりきたわけではないので、

そこだけはご理解していただければ、嬉しいなぁ。

 

日常であそぼう。

 

趣味が、ない。

 

就職活動の時に、

エントリーシートとか履歴書に趣味の欄があった。

職を求める身になってはじめて気づいたんですが、

ぼくには趣味がまったくなかった。


 

休みの日になにをしてたかって、

漫画を読むか、映画を観るか、あとは寝るか。

そんな感じの学生生活だったから、

もはや趣味はグータラと書くのがいちばんな気がしていた。

 


でも、まさか、「御社で頑張ります!」と言いながら、

趣味がグータラとは書くわけにはいかない。

好きな食べ物をチー鱈とはかけるが、あまりにもくだらない。

 


と、言うわけで、

趣味の欄には【人間観察】と書いた。

 

 

人間を観るのが好きだ。

毎日の生活の中で、色んなことを考えて、

脳が指令をだしてたくさんの人間が生きている。

 

通勤電車の中には、通勤電車の。

サウナの中には、サウナの。

ディズニーランドの中には、ディズニーランドの生活がある。

 

普段は、どんな仕事をしているんだろうか。

会話をすこしだけ盗み聞きしたりもする。

そしたら、なんとも奇妙なパワーワードが飛び出てきたりするのです。

 

すかさず、スマホのメモを開いて、面白かったことを書きとめる。

 

 

そうやって、なんとなく日記を書いている日々を過ごしています。

就職活動の受けは悪かったですが、ぼくにとっては楽しくて仕方ない趣味です。

 

 

あともう一つ趣味があって、

それはと言うと、

日常で遊ぶってことなんです。

 

とにかく、日常の面白いって思った写真を撮りためる。

 

変な看板とか、おかしな人間の位置関係とか、

何気ない一言とか。

 

ちょっとだけ、琴線に触れたものを撮りためる。

 

そして、その写真に言葉を足したりして遊ぶ。

それも、楽しくて楽しくて仕方ない。

 

いまでも毎日、面白いものは無いかきょろきょろしている。

 

 

いくつか、貼っていこうかと思いますので、お付き合いくださいね。

 

https://www.instagram.com/p/BUrQW3pgAE6/


なんとなく、

アラジンの曲を聴いてたら、

あ、と思って作りました。





https://www.instagram.com/p/BVLv7mngq8v/



休日は、大抵目を覚ましたら。





https://www.instagram.com/p/BVSOp9wggoi/



夜の灯りは、半濁音。




https://www.instagram.com/p/BVVmqARAUIf/



夏は、歩道も焼きたてです。




https://www.instagram.com/p/BVYLdergl7V/



下唇あたりから、

なにかモヤモヤしたものが出てきそうだ。






みたいな感じで、

日常で見つけた変なものをいじって遊んでます。





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月曜日の朝ぐらいに、

みたらちょっとだけ元気になれるかなとか思ったりしながら。



金曜日の独り言でした。