得も損もない言葉たち。

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日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

濡れ手で、なにしたらいいのさ。【ことわ・ざ】

 

 家に帰ったら最初に何をしますか。


 小さいときに、親に沢山言われました。

 

 

 「お家に帰ったら、手洗い!うがい!」

 

 

 予防ですねぇ。

 特に、インフルエンザの季節はもうドアを開けた瞬間に、

 母親の声が飛びついてきました。

 


 では、やってみましょう。

 もし、外でこの文章を読んでいるなら、帰ったら最初に手を洗ってみてください。

 

 

 

 

 今日のことわざは、こちらです。

 

 

 

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 手を洗ったら、次はうがいをしましょう。

 

 次に何をしましょうか。

 

 そうです。お米を掬うのです。

 

 

 

 「濡れ手に粟」ってのはどういう意味か知ってますか。


 とりあえず、濡れ手に米をしてみてください。

 そしたら、意味がよく分かるはずですから。ね。

 

 

 米櫃に、さっき洗った手を突っ込んでください。

 

   何合か、わからないけど、とりあえず。

 

 つぎに、その手でお米をすくってください。

 

 

 

 どうなりましたか?

 

 

 そうそう。ご察しの通りです。

 両手が、戦隊物の怪人のような状態になるんですよね。

 

 


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 さて、彼はピンチになったら、巨大化できるんだろうか。

 どうなんだろう。

 会社では、縮こまってるんじゃないかな。

 

 …やめておこう。会社に行くのが嫌になりそうだ。

 

 

 

 で、何の話かって、濡れ手に粟の話。

 

 

 粟って言うのは、つまり雑穀です。

 栗じゃないですよ。

 もっと小さい粒です。

 イネ科の植物です。猫じゃらしみたいな。

 


 日本では、お米よりも先に栽培がはじまった植物なんですよ。

 縄文時代からあったみたいなことも。



 

 中高の歴史の教科書にも、ヒエやアワを食べて人々が暮らしていたって、

 書いてあったりしましたね。思い出しました。

 

    現在のご家庭で、ヒエやアワを備えているところがあれば、

    それは是非、突撃したいものであります。

 

 

 

 で、こういう問答が行われるわけです。

 

 「ここにある粟を、手を使ってたくさん掬い取るにはどうしたらいい?」

 

 「水に手を浸せば、たくさんくっついてくると思いますよ」

 

 ご名答。

 

 

 

 たくさんの答えがあるとは思います。


 ・大きな手袋をはめてみる

 ・手を使って、スコップをつかう

     とか


 もうなんでもありなんですけどね。

 

 

 

 ただ、ここで大切なのが、

 “濡れ手”は、水に手を浸すだけでいいってことなんです。

 

 大きめの手袋なんてないもんね。

 まして、スコップなんて絶対ない。な~いさ。

 

 

    つまり、濡れ手に粟ってのはですね、

 苦労をせずとも、たくさんの利益を得るということなんです。

 

 

 でも、どうなんでしょう。


 手を水に濡らすアイデアを思いついた人ってすごいなって思ったりしてまして。


 だって、いざその場にいたら、

 必死に乾いた手で粟をすくっている自分が想像できちゃうんです。

 

 

 

 

 じゃあ、苦労せずに、たくさんの利益を得ることをどう表現すると、

 ぼくは納得できるんだろうか考えたんです。

 

 

 

 !

 

 

 今日は、ちゃんと思いつきましたよ。

 

 結構、すんなりいきました

 

 

 

 

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 「流しそうめんの、いちばん下」

 

 どうでしょう。

 まったく苦労しなくたって、たくさんのそうめんがタップリと。

 

 ・・・

 

 ・・・

 

 

    いま、目覚めて改めて考えると、

    そんな、うらやましくないですね。うん。

    しっくりもきてない。


    昨日の夜の自分はけっこう感動してたのにな。

 

 

 

 

 

 【濡れ手で粟】

 意味

 苦労せずに、多くの利益を得ることの例え

 

 



 

 余談ですが、

 炊いたあとのお米に、濡れ手は逆効果になりますので、

 おにぎりを作るときはお気をつけくださいまし。