得も損もない言葉たち。

日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

ぼくのなりたいおやじ 4

 

ひさしぶりに会ったともだちが、結婚したりする。女の子は、苗字が変わっていたりして、でも、それ以外なにひとつ変わっていなかったりする。母になることや、父になること、家族について、ぼくの人生には何の関係もないのに、ボーッと考えることが増えてきた。

 

家族って、族だから、家の中だけでやけにハマる笑いがあって、好きな味があるのかなぁと思っていた。

 

でも、話を聞いていると、交際相手の実家に行くことを、みんな緊張していたりする。族と族が分かり合った結果が結婚なわけではなく、一人と一人が分かり合って結婚なわけだから、その緊張って当然だ。

 

家族とは、個人個人のつながりなのかもしれない。

 

動物占いというのが流行ったころの話。うちの家族は、ぼくがペガサス、ぼく以外がみんなサルだった。そのときになんというか、すごく、「ぼくはみんなとは違うんだ」と妙に特別感を抱いた。今思えば、それってべつに普通のことだったりする。家族だって、一人一人が繋がっている関係性だ。

 

長く一緒にいたからこそ、父や母、妹とぼくは分かり合えているが、それって友達と仲良くなれたことと同じことのような気がしてきた。

 

お父さんだから、お母さんだから分かってくれて当然だと考えることはあまりにも乱暴だ。友達にそんなこと言えるかどうかで、ぼくは父と母、妹と接したい。

 

 

たまに、あの家族は関係性がともだちみたいでうらやましいなぁって思うことがあったが、それってすごく自然な家族のかたちなのかもしれない。

 

 

 

しかしまぁ、ぼくはおやじになりたい。

 

どんなおやじになりたいかって、こんなおやじになりたい。

 

 

 

 

ぼくのなりたいおやじ

 

 

 

子どもとキャッチボールをするのが楽しみなくせに、年を重ねるにつれ、

投げるボールがはやくなってきて怖くなってくる。

手も痛くなっちゃって、でも、野球を教えたのは自分だし、

ちょっとばかし見栄をはってしまった結果、

「今日からは変化球を練習しよう!」と提案する。

そんなかっこわるいおやじにぼくはなりたい。

 

そして、息子がプロ野球選手になった時に、

父が球をとれなかったおかげで生まれた魔球ですと言われて、

バレてたことに気づくようなおやじにぼくはなりたい。

 

 

 

奥さんが気をつかって買ってくれた特保のお茶に、

「パパだけ違う!」と娘が文句を言っていた。

それがやけに虚しくて、やせようと決意するような、

そんなおやじにぼくはなりたい。

 

 

 

ジグソーパズルの1500ピースに挑戦していた。

だいたい半分ぐらいで飽きてしまったときに、

息子が奥さんから750円のお小遣いを受け取っていた。

飽きることを前提に、1ピース1円のお小遣いをもらう契約を結ぶ

そんな家族のあそびに感心する

お気楽おやじにぼくはなりたい。

 

 

 

市民プールに遊びにいったとき、

財布をロッカーに忘れてしまって、

娘に200円をかりてカップラーメンをほおばるような、

そんな悲しいおやじにぼくはなりたい。

 

 

 

「お父さんって、スケベだと思ってたけど、スケベじゃなかったんだね」

娘の婉曲的なうす毛指摘に、ダブルパンチをくらって、

へこむようなおやじにはなりたくない。

そこは、ずっと、髪の毛が伸び続けるスケベでありたい。

 

 

 

あぁ、なりたいおやじはまだまだあるなぁ。

 

 

 

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またメモをしていこうっと。