日常をすすむのは、しんどいけれども。
新年が明けると、学校や会社もはじまる。
ぼくは、たった4日間のお休みを噛みしめて、
眠たい目をこすって今日から出勤しました。
朝起きて、米ドルが何円かを気にしてしまった瞬間に、
「あぁ、もうお正月は遥か彼方へ行ってしまった」と、ため息が、ふぅです。
学生の頃のぼくだったら、
「今日は休み!」って勝手に休日を制定して、家にこもっていたのですが。
あいにく、ぼくの出勤を待っている机とパソコンと壊れた自転車が待っているため、
そういうわけにもいきません。
憂鬱な日々が続くわけだが、ぼくの場合はなんとなく生きている。
でも、世の中には、本当に学校や会社に行きたくないと悩む人もいるわけで。
その理由はたくさんあって。
仕事がきついとか、眠たいとか、家で映画を観ていたいとか。
あとは、イジメとか。
心無い声をかけられたり、誰もが自分を無視したり、
暴力だってあるし、金品の強要だってあったり。
いろんなイジメが学校にはある。
ぼくは、教育を受ける場所には恵まれた。
学校に行くのが辛い時期もあったけど、周りは気のいい人たちばっかりで、
今思うとしあわせだったと思う。
年末年始に、友達や先輩と会ってひとくちだけ日本酒をもらったとき、
陽気にしあわせを感じた。
でも、一生会いたくない人も人生には、いる。
水泳をクラブチームでやっていた時に一緒にやっていた、
同学年の何人かには二度と会いたくない。
理由はぜんぜん分かんないけど、
言ってはならん二文字でバサバサと切られたり、
無視されたり、肩を殴られたり、
もろもろの嫌がらせをされた。
いじめてきたグループの中で、仲間割れが起きたら、
捨て犬のような鳴き声をあげながら近寄ってきた人もいた。
向こうで仲直りしたら、またサヨナラするんだけど。
憎くてしかたありませんでした。
こういう話は、同窓会とかで再開して全てを許すというドラマがありそうですが、
いまも夢で憎んでいるときだってあります。
ぼくの人生に、二度と関わり合ってほしくない人です。
たぶん、イジメにあった人は、みんなそうだと思っているのですが。
すべてを許せた人は、ぼくよりずっと大人です。
学校生活で、そんなことが続いていたらどうなっていただろう。
考えただけで、気分が落ち込みます。
もうすぐ、また学校がはじまる中で、
きっと悩んでいる人もいるんじゃないかなぁって思って、
今日も長々と書いてます。
では、何が自分を救ってくれるんでしょうか。
ぼくは、無宗教だし、よく分からないけど、
「面白いものとか、好きなもの」なんじゃないかと思います。
そして、「家族」なんじゃないかとも、思います。
特に、今日は前者のほうをもうちょっと。
「面白いものとか、好きなもの」
本を読んだり、音楽を聞いたり、好きな芸能人のラジオをつけたり。
自分の今いる場所からは、すごく遠いところからだけど、
折れそうな心をすこしだけ繋いでくれるものがあると思います。
心の支えは、他の誰にも壊せないと思います。
どれだけ、周りが否定しても、
今日も音楽は鳴り続けるし、ラジオからは笑い声が響く、
しおりを開けば物語は動きだすし、
あなたをすこしだけ繋いでくれる。
今更な話をしますと、
もはや紅白出場歌手にまで登りつめた星野源。
ぼく、大好きです。心の支えです。
ちなみに、星野源も、子どもの頃にいじめにあっていたそうです。
感情を失いそうになった時もあったとのこと。
それが、今ではガッキーとキスしてハグをして、
マイクをにぎれば、観客はメロメロです。
彼を支えたのは、音楽や演劇でした。
自分の好きなことを好きと言って、暗闇から飛び出した星野源は、
絶望から這い上がったわけです。
だからこそ、歌詞には弱い人の救いになるような言葉があって、
ぼくも、他のたくさんの人の心も支えてくれるのです。
ぼくは、別に、星野源になりたいわけじゃない。
ガッキーとハグやキスがしたいわけじゃない。
(できることなら、したいけど)
だけど、心の支えになれるような物になりたいと思っています。
つまらない内容かもしれないけど、こうやって何かを書いています。
明日が辛い人に、明日をすこし忘れる時間や、
今がすごくしんどい人に、ちょっと楽しみな時間を、
作りたいなぁと思っているのですが、難しいですね。
話がそれましたが、今日何を言いたかったというと、
もし、いま、とても暗い場所でひとりになっている人がいたら、
自分の支えを、もっともっと作って、もっともっと好きになって、
いつまでも大切にしたらいいんじゃないかと。
辛い記憶は消えないです。たぶん、経験上。悔しいけれど。
でも、面白いものも、好きになれるものも、
たくさんある良い世界なので。
探してみたら、人生の救世主はそこらじゅうにいると思います。
最後に、ぼくのいちばん大好きな星野源の曲、
「日常」の歌詞を置いておきます。
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みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものが好きでも それでもいいのよ
共感はいらない
一つだけ大好きなものがあれば それだけで
日々は動き 君が生まれる
暗い道でも 進む進む
誰かそこで必ず聴いているさ
君の笑い声を
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大好きなものを持ちましょう。
誰が何を言ったって。
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夜を越えて 朝が生まれる
暗い部屋にも 光る何か
僕はそこでずっと歌っているさ
でかい声を上げて
へたな声を上げて
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ぼくも、どこか歌っています。
だから、みなさん、日常を進みましょう。