テーマについて。
好きな物を分解することに、はまっている。
好きな歌手は、なぜあんなにも心に残る歌詞を書くのか。
好きな作家は、なぜあんなにもワクワクする話を書けるのか。
分解だ。なぜ、なぜ、なぜ。
なぜのスパナを持って、どうしてのドライバーを握って、
好きな物をどんどん分解している。
嫉妬できる程、心を魅かれる人を分解すると、
自分がどういうことに反応するのかが少しだけ分かる。
気がする。
タダで、CDを買わんぞ。
タダで、本を買わんぞ。
あなた達の、良いところから学ばせてもらうぞ。
そうやって分解していくと、
組み立て方も分かってくる。
でも、それだけじゃ足りない。
分解して、組み立てたって、そのままでしかない。
制作者はその人で、再現者は僕だ。
ぼくは、制作者になりたい。
だからこそ、分解して、中身を知って、
すこしだけ影響を受けて、
新しい何かを探している。
言葉に出して、声に出して、
逃げ道をなくす。
失敗しても、いつものように、
頭をかきながらデヘヘって言う。
人生のテーマだ。
恥ずかしいことを、受け入れる。
かっこ悪いことを、受け入れる。
このテーマも、
分解したときに、見つかった大切なパーツなのです。