得も損もない言葉たち。

日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

自動販売機よ、ありがとう。


水分を補給だけは、しっかりしよう。
これが、ぼくの平日の目標です。

ノルマなんてものは、お給料のため。
お給料なんてのは、元気でいてこそのお金。


体中から、汗が放出される夏。
コンビニに立ち寄るのも面倒な日中。
自動販売機とぼくの関係性は、
お得意様と営業よりも深いです。

1日に3度ぐらいは、お世話になってます。

110円を入れると、キンキンに冷えた缶のポカリが出てくる。


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開ける瞬間のキリキリッて音は、
黒板ひっかきとは違い、不快じゃない。

むしろ、お酒飲みの缶ビールのプシューとおなじ感覚だと思う。


一気に飲みほす。
飲んでる途中から、

『あっ、飲みほさなくても水分足りてそう。また買うことになるから、半分残そうかなぁ』

なんてことを思うんだけど、止まらない。
気付いたら空き缶が1つできあがる。


どうしてこんなに、
自動販売機って優しいのだろう。

いつだって、夏だって、
しっかり冷やしておいてくれる。
毎日、おなじところで待っててくれる。

そりゃあ、向こうにとったら、
ぼくは良いお客さんなのかもしれないけど、
それでも、お互いにしあわせだからいいんです。


なかには、当たりつきの自動販売機まである。
ルーレットが揃えばもう1本無料だ。

ありがとうございます。
ありがとうございます。
そんな気分で、毎日ボタンを押している。


ガタンッ

たまに違うのが出てくる。

許そうじゃないか。
いつも大変なんだから。


チャリン

小銭がなぜか入らない。

許そうじゃないか。
いつも大変なんだから。


売り切れ

勘弁しておくれよ。
ポカリを求めて自転車にまたがる。

缶で冷えたやつは、
コンビニには売っていないんだ。

あの取り出し口から、
一気に飲みほすポカリがいいんだ。
今だけは、いちいちレジに並んでポイントカードを出してる時間はいらない。


ようやく見つけた自動販売機には、
“つめた〜いミルクココア”が、ポカリの隣に並んでいました。

なんと魅力的な2大エースなんだ。
ボタンを押そうとした指が止まる。

当たれ!当たれ!
思いは届かずハズれ。
いいさ、持ちつ持たれつの関係だ。

結局、いつもの110円、


あぁー、しっかり冷えてたなぁ。
冷たいを感じた頃には、
空き缶をまた1つ生み出していました。

そして、この快感を求めて、
汗をかいて自転車に乗るのです。
それだけです。



また来てねって言わんばかりに、
帰り道にも沢山の自販機が並んでました。
また明日って、通り過ぎて戻りました。



明日は、ミルクココアを買おう。