あさりは湯加減に厳しい。
太陽もお元気でした。
最近は、夏バテ気味でして、コンビニの麺類を食べる毎日が続いています。
あとは、スイカバーを帰り道にかじるだけで満足です。
みなさんの胃袋は、お元気でしょうか。
今日は海の日。
すこしだけ、海の力で元気になりましょう。
別に、泳ぐとかではありません。釣りをするとかでもありません。
あさりの味噌汁を飲むんです。
めんどくさくありません。コンビニで売っているインスタントも最近はおいしい。
お湯を沸かすだけ。
カップをあけて、あさりを真空パックから出す。
味噌をしぼって、お湯を注ぐ。
大切なのは、あさりの浸かるお風呂の湯加減。
ぬるいとダメですよ。おいしい出汁をしっかり差し伸べてはくれません。
熱いお湯を、注ぎ込むんです。
あさりは厳格な親父とおなじで、頑固者です。
普段は、ぜんぜん心を開いてくれません。
だけど、熱いお湯を注ぎ、食べたい気持ちをすこしだけ我慢する。
味噌という、温泉の素をしっかりかき混ぜてあげる。
満足いったら、おいしい出汁をぼくたちに分けてくれますよ。
一度、心を開いてくれたら、あとは食べる人の自由です。
熱いのが苦手な人は、冷まして飲んでも美味しいです。
冷たいあさりの味噌汁は、夏の夜によく合います。
大切なのは、あさりが入る一番風呂に手をぬかないこと。
それだけ気をつけさえいけば、
「じんわり」と胃袋にやさしい時間が訪れます。
こうなると、
しじみはどうしたらいいのか?という疑問が浮かんでくると思います。
しじみはどうなんでしょう。
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・・
・・・そこは、口を閉ざしておきましょう。
ぼくも、暑い日に熱いお風呂にとびこんでくるとしますか。