得も損もない言葉たち。

日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

就職活動を、卒業3か月前まで続けたぼくの話。

 

社会人2年目になりました。

毎日が進んでいくのが本当にはやい。

あっという間に、今年も夏。もうすぐ蝉も鳴きだす頃。

 

 

平日の大阪を歩いていると、

リクルートスーツの就活生を今でもたくさん見ます。

 

 

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2年前、自分は何をしていたのだろうか。

どんな就活をしていたのだろうか。

 

あの頃のぼくは、

・面白いことがしたい

・広告が作りたい

・コピーライターになりたい

・ぼくの考えたことで人を幸せにしたい

糸井重里さんに会える人間になりたい

というような、今思えば恥ずかしい夢を抱いて、

東京行の深夜バスに乗る毎日を繰り返していました。

 

 

しかし、現実はそんなに甘くはない。

自分に自信がない僕は、必死に自分に言い聞かせる。

『自信を持つんだ、自分はやれるさ。まけるな』

 

夜中まで書き直したエントリーシートが通過。

いびきがうるさい。せまくて寝れない。地獄の深夜バスに乗ってたどりついた御社。

 

「なんでそんなに自信ありそうに話すの?おかしくない?みんなもそう思うよね」

言われた集団面接、帰りのバスで泣きそうになりました。

 

 

7月は、最終面接に落ちまくり、

持ち駒が0になってしまった頃だったと思います。

 

第一志望の内定連絡がこなくて、

鳴らない電話を待っているだけの誕生日をすごしました。

サイレントお祈りでした。

 

 

 

 

 

就職活動を終えた学生さんは、

最後に髪の毛を染めて、

卒業旅行の計画をたてて、

この夏はたのしいバケーションを過ごすのでしょう。

 

すこしだけ悪が込められていますね。ごめんなさい。

でも、ぼくは、こんな感情を大学4回生の夏に周りの人たちに抱いていました。

 

 

・休みが無いわけではない。

・就職活動が終わった友達と旅行に行けないほど、スケジュールが詰まっているわけではない。

・お盆休みは、会社だってお休みなのに、面接だからって嘘をついて誰とも会わない。

 

夏休みは、こんな感じで過ぎました。

 

 

今、あの頃のぼくと同じような気持ちになっている就活生がいるんじゃないかなって思ったのでこの記事を書いています。

ぜひ、読んでほしい。すこしでも、気楽になってほしいと思っています。

 

 

ぼくから言えることは、ひとつ。

卑屈からは何も生まれないということです。

 

今になって、あの夏にどうしてもっと気楽になって、

友達と会ったり、息抜きをしなかったんだろうと思っています。

 

1泊2日でいいから、海の近くの旅館に出かければよかったと思っています。

 

そして、友達にもっと相談すればよかった、愚痴を吐けばよかったと思っています。

 

 

 

 

自分で、「自分は悪くない」って思いこむのは違うけど、

周りに自分を少しでも肯定してもらえれば頑張れるはず。

だけど、自分だけになると自己嫌悪がとまらない。

卑屈になっていく。目は死んでいく。独り言も増える。

 

 

 

 

ぼくは、今、広告業界とは全く異なる業界に勤めています。

銀行員です。

10月に秋採用で内定をもらいました。

それまで一回も受けたことのない業界でした。

なぜ採用されたのか、理由はまったくわかりません。

 

 

ただ、この頃には、「卑屈になっても仕方ない」と開き直って、

友達や両親にいろいろ話をして全力を注ぎはじめたのを覚えています。

 

 

 

だから、やっぱり明るくいきましょう。

しんどいかもしれないけど、笑っていよう。

面接が終わったら「つかれたーーーー!」って叫べばいいじゃない。

もちろんスーツを脱いで。

 

 

 

 

 

 

銀行から内定をもらっても、就職活動をぼくは続けました。

やっぱり広告業界への夢を諦められなかったからです。

どうしても、自分の本当にやりたいことへの道を開きたかった。

 

 

 

季節は冬。コートを着はじめる12月。

これで最後だって決めて、内定をもらってすこしだけ気分を楽にして、

ありのままの自分で東京へ向かいました。

 

結果は、2次面接を通過して、3次面接で落ちてしまいました。

やっぱり何か足りなかったのだと思います。やっぱり理由は分かりませんでした。

 

ここまできて、ようやくぼくはリクルートスーツを脱ぐことにしました。

もう卒業まで、残り3か月。

終わっていない卒論を考えると、限界でした。

 

 

 

 

そんな時に、周りの人たちが僕に言ってくれたことがあります。

 

「銀行員からコピーライターを目指すって、広告業界の人にはできない経験を積めると思う。それを武器にして諦めずにやってみたらいいじゃん」

 

 

そうか。そうかぁ。そうだなぁ。

 

 

やっぱりぼくは夢を諦めたくない。それなら、今できることを全力でしよう。

そう気づかせてくれた言葉でした。

 

 

 

 

 

それからの3か月は楽しかったです。

友達と旅行にも行ったし、毎日遊んでいました。

もちろん、卒業論文にも追われました。

コピーライターになるために勉強もしたし、コンペに応募したりもしました。

 

 

 

銀行員になった今、毎日の仕事はもちろん手を抜かず、仕事をしています。

モチベーションは「この経験は、絶対に自分の夢につながっている」という気持ちです。

 

 

「おっ、この経験はキャッチコピーに使えるぞ」とか、

お客さんの話で特殊な職業の知識を身に付けたりとか、

色んな人生のありかたを教わったりとかしてます。

ごちそうさま!って思っています。

 

 

そして、毎日帰宅したら、キャッチコピーを書いています。

まだまだ上手くなりません。だめだめです。

それでも、みんな応援してくれるし、これからも書きます。

 

 

 

 

 

人間万事塞翁が馬

という言葉があります。

 

世の中のことは、何が幸いして、何が不幸になるのかなんて誰にも分からないという意味です。

 

個人的には、これから起きるすべてのことを「糧」にしてしまおうと思えれば、もっと楽しんで生きていけると信じています。

 

 

 

 

何度も言いますが、本当に暑いですね。

ぼくは汗かきなので毎日死にそうです。

コンビニに飛び込みたい気分です。

面接が終わってダメだったら、倒れ込みたくもなると思います。

 

だけど、【人間万事塞翁が馬】です。

気楽にかまえてしまいましょう。

 

 

面接官のことばも、向こうにそんな意思なくたって、

「くっくっく。俺を成長させたなコイツ」

って思ってしまえばいいのです。

 

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こんな感じで、気楽に。

 

 

あとひとつ。

 

ともだちも、先輩も、両親も、

意外にみんな暇人です。

 

忙しいふり、リア充なふりをしているだけです。

 

腕をつかんで、聞いてもらえばいいんです。

 

ぼくでよければ、何でも聞きます。

 

 

 

そんな気持ちで、

ぼくはいつも就活生に、

「がんばれよ~い」

って心の中でつぶやくのです。

 

 

伝わればいいな、苦しんでる人たちに。

すこしでも。

 

 

以上です。