手ぶらのおじさんについて。
毎日通勤していると、色んな人を見ます。
僕みたいなサラリーマン。
英単語を勉強してる学生。
スマホゲームに夢中なサラリーマン。
地べたに座り込んで眠る学生。
まぁ、ほとんどが、
学生かサラリーマンなのですが。
そんな毎日のなかで、気になっていることがひとつ。
たまに、スーツを着て、荷物を一切持たずに通勤しているおじさんを見かけます。
あの人たちは、何者なのでしょう。
ひとつ分かることは、
たぶん荷物がいらないような仕事をしていること。
偉い人なのかな。
お迎えが来ない程度の偉い人なんだろなぁとか思って見ています。
知りたいことは、
その人達が1日で持ったなかで、
いちばん重い物は何かということです。
“箸より重いものを持ったことがない”
なんてことを言いますが、
そんなこと、ほとんどあり得ない。
でも、このおじさん達なら、
それに近い1日を過ごしているはず。
知りたい。
おじさんが1日で持つ、いちばん重い物は何だ。
通勤カバン以下である可能性が高いはず。
ボールペンなのか、印鑑なのか、
はたまた“箸”なのか。
もっと重い物を扱っているのか。
家に帰ったら、奥様に顎でつかわれているのか。
きになる。きになる。