ひとは、豆乳のように歩み寄る。
器用という言葉を、人に良い意味で使ったことがあまりないです。
中学校の時、美術の作品が凄い人には、良い意味で使ったことはあります。
人間関係において、器用なんて人が存在するのか
僕は存在しないって思っています。
「あいつは器用やから。」
なんて思ってしまうと、
その人のことを、それ以上に知れる機会を見逃してしまう気がします。
これ以上に、深いところがあるって考えなくなってしまいます。
不器用な人しか、存在しないって考えると
お互いに時間をかけてでも、分かり合えちゃうんじゃないかなって思います。
やさしいってのはそういうことで、
どちらかが一方的に思うことではない。
湯葉を食べるなら、にがりをブチ込んで豆腐にして丸ごと食べてしまいましょう。
表面上で完結しないようにしよう。
ちなみに、にがりって漢字で苦汁って書くらしい。
多少の苦い思いも、歩み寄るには必要なんだなぁ。
ぼくは、極端に不器用です。
でも、わかってくれる人のおかげで今があります。