得も損もない言葉たち。

日常をひとます、休まず。

あなたのクスッとをください。

とんかつは、クールビズ禁止。

厚いのがすきなんだ。
とんかつは、分厚いのがすきなんだ。
なにを今更なことではあるが、
ぼくは分厚いとんかつが大好きだ。

それは、肉厚という意味ではない。
そんな贅沢は言わない。
衣が分厚いので充分なのである。

とんかつ屋には、ソースもポン酢もある。
ご飯、キャベツはたいていおかわり自由。

さて、どう食べようか。
まずは普通に食べ進む。美味しい。
ソースが美味い。ポン酢とおろしが美味い。

ここで、当然な話をします。

加熱した肉は、ほとんどソースを染み込みません。
では、この口の中に広がる調味料は誰が連れてきたのか。
誰の紹介で、ぼくの口の中にやってきたのか。

“衣”さんです。
広島カープベンチでの、衣笠祥雄氏の愛称ではありません。
とんかつが着ている、あの“ころも”です。
言葉としても、かわいい。
そして、おいしさを連れてくる。

例えば、かさ増しだって言う人もいるかもしれませんが、ころもは分厚いほうがいい。

暑い季節がやってきました。
うちの会社もノーネクタイで、クールビズのはじまりです。

とんかつだけは、暑くても我慢していただきたいところです。
クールビズ禁止でお願いします。